株式会社 セパシグマ
会社概要
代  表  者 代表取締役社長 真鍋 征一
メ  ー  ル  
U  R  L http://www.sepa-sigma.com
担  当  者 取締役 業務企画担当 寺本 充寛
事  業  名 新しい膜分離技術のご紹介
事業内容
(1) 高分子膜の製造販売
(2) 膜モジュールの製造販売
(3) 膜分離装置およびシステムの製造販売
(4) 微生物除去の完全性試験試薬および装置の製造販売
(5) 物質分離全般のコンサルティング
プレゼンテーションの目的 
資金調達、販路拡大、業務提携


事業概要
〈展開しようとする事業全体の概要〉
事業のキャッチフレーズ :
Separation x Innovation(セパレーション・イノベーション)
事業の概要
当社は、大手化学メーカーにて世界初のウイルス除去膜を発明し事業化した経験を持つ研究者が設立したベンチャー企業である。独自の多層構造を持つ高分子膜や、新規の分離法である孔拡散法など、独自の技術によって、お客様の分離・精製プロセスにおいて安全性、コスト削減に寄与する。バイオ医薬品、食品、環境分野などで除去、分離、濃縮、隔離が必要なプロセスにおいて、当社の商品である膜モジュールや膜分離装置は利用される。当面は、バイオ医薬品生産時に必要とされるウイルス除去膜の分野で世界一を目指す。
また同時に、食品や環境分野においては次世代技術である孔拡散法を用いて新市場の開拓を行っている。

提供する製品・サービスの内容
〈製品・サービスの概要および新規性・差別化ポイント等〉
弊社独自の技術
1・再生セルロース性多層構造平膜
わずか0.1mmの厚みの中に500もの層をもつ独自の平膜である。多層構造による多段ふるい効果によりナノスケールの不要粒子の除去性については世界一の性能を持つ。一方で、空孔率が80パーセント以上と大変高く、有用物質であるタンパク等の透過性についても高い性能を持つ。

2・孔拡散法
物質の持つブラウン運動と多孔性膜を利用した新規分離法。従来の濾過法と比べ、圧力がかからないために目詰まりしないという特徴を持っている。また、拡散を利用する事により従来分離不可能であった、分子量の近い物質の膜分離も可能である。

3・完全性試験法
世界初の非破壊・直接法の完全性試験法を開発。試薬であるナノスケールの水酸化鉄コロイド粒子を利用する事により、非常に信頼性の高い膜の性能検査が非破壊で行うことができるようになる。
上記技術を使用した製品を、原料や製造方法等の最適化で従来技術や従来製品と比べて低価格でお客様に提供する事により、お客様の安全性と、コスト削減に寄与する。

※知的所有権[特許権・実用新案等]の取得・出願状況及び独占販売権や独占権の取得状況など
権利の種類
取得済・出願中
権利の内容(名称・概要・相手企業名)
特許 20件以上出願 一部登録済み
コア技術については海外(欧、米、中、豪)にて審査請求中

〈商品等の写真・概要図・絵コンテ等〉
膜イメージ図
約 500 層 (膜厚0.1mm の場合)
商品:SEPA芭ini
(実験用孔拡散型平膜モジュール)
商品:完全性試験試薬
(水酸化鉄コロイド溶液)


対象市場
〈対象市場のニーズならびに市場規模・成長性〉

(1)膜除去
バイオ医薬品分野で既にウイルス対策として2005年現在で顕在化している市場は200億円/年・世界である。その内訳は血漿分画製剤製造のプロセスフィルターとして膜モジュールによる微粒子除去市場の80億円/年、完全性試験などの5〜8億円/年、その他のバイオ医薬品製造のプロセスフィルターとしての膜市場が60億円/年、完全性試験などの5億円/年、Pre clinical段階でのプロセスフィルターとして30億円/年、Clinical段階でのプロセスフィルターとして30億円/年である。除去対象としてプリオン対策、マイコプラズマ対策が潜在的なプロセスフィルターの市場であり、その他法的規制の段階には達していないが、バイオ医薬品の全てに膜除去が導入される場合が潜在市場として考えられる。バイオ医薬品市場の1/1000(顕在化した市場では1/100)が膜市場の潜在市場と想定すると潜在市場は2000億/年となる。

(2)膜分離
バイオ医薬品以外の分野での孔拡散式あるいは孔拡散・濾過式平膜分離システムの市場は2005年現在では顕在していないが、潜在的には食品を中心にバイオ医薬品分野と同規模の2000億円/年の潜在市場が見込まれる。年成長率は約8%。

(3)膜濃縮
市場は未開拓である。加熱が不可分な分野(食品、医薬品など)での一定比率(売値の1/1000程度)が潜在市場と考えられる。

(4)膜隔離
市場は未開拓である。交通機関(乗用車、鉄道、航空機など)、医療機関、ナノ粒子製造工場が対象市場であり、安全性要求の高まり、空気感染の恐れなどから今後の発展が見込まれる。

以上、(1)〜(4)の潜在市場は5,000億円/年以上

事業の具体的展開
〈販売ターゲットや販売戦略[価格政策・販売ルート・販売促進策等]について〉

1・バイオ医薬品
バイオ医薬品の中でも血漿分画製剤メーカーが主たるターゲットとなる。欧米での売上比率が9割を超える予定であり、それぞれに拠点を構築中である。直接販売を基本としている。価格は従来の半額程度を予定している。

2・食品
乳業、香料、調味料などであらゆる分野で、高付加価値品の分離精製プロセスが対象となる。販売提携先による販売と、直販の2ルートによる販売を行う。孔拡散法採用により従来法に比べトータルコストの削減を行う。

3・環境
廃水や地下水、または空気中からの汚染物質の除去などが対象である。既に販売提携先があり、直販との2ルートによる販売を行う。孔拡散法採用によりトータルコストの削減を行う。

〈現在の事業の進捗状況と今後の展開予定〉

会社設立3年目を迎え、昨年9月には主にベンチャーキャピタルによる増資を行い、約2億4千万円の資金を得、人材の補強、設備投資を実行中である。今年度は特に、大手企業にて世界の第一線で活躍していた、営業部長、製造部長を迎え、本格的事業化の体制となった。来年度中盤に主力商品が完成し、本格的販売が始まる。それに合わせて、世界的営業網の構築、量産化の体制を構築中である。

〈その他特記事項(事業全体の優位性や競合対策等)〉

社長の真鍋は膜の世界第一人者であり、その研究開発テーマである「膜分離技術開発」については44年の歴史を持っている。その圧倒的技術力が本事業の優位性である。